陽明山龍鳳谷、硫黄谷
― 電動車いす日帰り旅行
所要時間約: 7 hr
出発地: MRT剣潭駅
乗車車両:
最適な低床バス路線は (612 松徳 ← → 大同之家)です。アプリ『Taipei Bus Tracker』がダウンロードできるURLは次の通りです。
2.大同之家の三叉路の下側の道左側約50mの所にある土地公廟の出入り口は車いすが何とか通れます(地面の石板の高低差があるので、安全に
注意が必要)。左側の階段は最初の入口に通じています。ここは知悉景観に最も近いです。右は緩やかな下り坂で駐車場に通じています。唯一残念なのは橋にくには
階段があってスムーズに到達することができません。
スケジュールコースプラン:
惇敘高工バス停下車→龍鳳谷ビジターセンター→ 龍鳳谷-清水公園
→行義情人瀑布→硫黄谷→惇敘高工バス停にて乗車
天氣變天気の変化: 陽明山旅行では晴れたり雨が降ったりというのはよくあることです。レインコート、雨具を準備しましょう。ここは天気が目まぐるしく変わります。
その美しさは ここの地質や花を知る知的な旅として十分満足して帰路に就くことができます。
龍鳳谷ビジターセンター
徒歩約3分で龍鳳谷ビジターセンターに到着します。ここは陽明山第一公墓入口の牌坊の下約100mの所にあります。展示館では女性が熱心に
私たちをもてなしてくれ、ここの動線と概況について説明してくれました。続いて秘密の観光地に向かい、仰向け観音と観音山の美しさを見てきます。
龍鳳谷-清水公園
その場を離れて下車したところへ引き返すとおよそ
5-7 分で龍鳳谷の入り口に到着します。ここには龍鳳谷の標識はなく、道端がたいへん険しい車道です。
行義路と惇敘高工バス停の間を通っています。急な坂道をZ型に谷底までまっすぐ下に下りています。手押し車いすの場合、自分では登れません。
谷底はさほど広くはありませんが、駐車場(身体障がい者用オートバイ駐車スペースがある)があり、東屋と身体障がい者専用トイレもあります。上流に沿う急な坂道は階段で上がっていきます。
酸化した石で、現在ではたいへん脆くなっています。チョークのように地面に字を書くこともできます。
ここの石は地熱によってその性質が変化しています。まだ余熱があるかもしれません。地熱は高温で通常 200-300 ℃ あるので原石に触れる際はやけどしないように気を付けましょう。
ちなみにこの辺りは陽明山国家公園内に属するため、公園内のものを取って持ち帰ることは禁止されています。 〜 山上りの道は少し大変ですが、
歩ける人には少し階段を上ってもらい、登山の感覚を味わってみても良いでしょう。電動車いすは急な坂道を入口まで戻ります。
行義情人瀑布
行義路に沿って鞍部を下っていく(西北方向)と緩やかな坂道に着き、小さな橋の(行義橋)の右側山壁に滝が見えます。これが行義情人瀑布です。
ここはもう一つの秘密の観光地です。火山石が積み重なった滝で、ここの特色は水が枯れている時期で滝の流れが見えなくなっても、石壁の内側から
とうとうと水が流れる音がすることです。展望台と階段遊歩道がありますが、バリアフリースロープを作るスペースは無く、身体障がい者が近寄るには適していません。
行義橋付近から眺めるしかありません。
車いすユーザーは一部の地域のみ、計4か所の景勝地を訪れることができます。
1. 硫黄谷東北側上、惇敘高工
230 下山バス停そばに車いすで少しだけ中に進める入り口があります。ここからは観音山の夕日を遠くに最も美しく眺めることができます。
1年で数日しか見られない観音の額の夕焼けは関渡平野を美しく照らします。
2.大同之家の三叉路の下側の道左側約50mの所にある土地公廟の出入り口は車いすが何とか通れます(地面の石板の高低差があるので、安全に
注意が必要)。左側の階段は最初の入口に通じています。ここは知悉景観に最も近いです。右は緩やかな下り坂で駐車場に通じています。唯一残念なのは橋にくには
階段があってスムーズに到達することができません。
3.硫黄谷の最下部西側の駐車場入り口には4か所の身体障がい者用駐車スペースがありますが、ここには足湯があるため、車で来る観光客が特に多いです。トイレは
臨時の仮設トイレです。風景は美しく、見上げても周辺も素晴らしい景色です。下の池は青緑色で大変魅力的です。右側の山壁には
男女の石造りの人頭像が互いに寄り添いながら空を見上げています。平日に訪れると見渡す限りの美しい風景が楽しめるのでお薦めです。
4. 硫黄谷の上部の泉源路バス停の東屋が風景を俯瞰するのに最適の場所です。車いす、自動車のいずれでも訪れることができますが、敷地が広くなく、2~3台の車両が
短時間停車して景色を楽しむことしかできません。
国家公園は一部のバリアフリー施設しか提供しておらず、行程プランは気軽で簡単な知性の旅となります。帰路は先ず龍鳳谷ビジターセンターでトイレを済ませてから
惇敘高工バス停で612低床バスに乗車します。
|
陽明山龍鳳谷と硫黄谷の地質を知る知性の旅をあなたもどうぞ! |